底辺を広げる

さかのぼれば、今から20年くらい前の烏城クラブバレーチームの一員だったメンバーとの飲み会。
定期的に行っている鍋を囲んでの飲み会だ。

3人で飲みながら話をしていると気付かされることが多いから
通称「気づきの会」とも言っている。

あれからお互いに年齢を積み重ねてきたが、目の前のひとを大切にしようとする思いは変
わらない。

そのうちのひとりは、バレーのコーチをしている。
選手が少しずつ減り続け、なんと現在のメンバーはコーチ含めて5人とのことだ。

正直なところ、選手4人ではなかなか思うような練習はできない。
コーチとしても練習に対するモチベーションが下がってもおかしくはない。

けれども、練習に参加する選手たちは、その練習に楽しみを見つけ参加してくれている。

コーチである彼とそんな話をしながら思い出したことがある。
ある中学バレー部のコーチの言葉だ。

「私は上手な選手を育てることはできないかもしれないが、バレーが大好きな選手を育てることはできる。バレー界の選手の底辺を広げることで、バレー界のレベルは上がるはずだ」

まさに彼も地道な活動から、バレー界の選手の底辺を広げている。

ちょうど今、全日本女子バレー五輪最終予選が開催されている。
その選手たちが活躍できるのも、日本の各地で彼のような取り組みをしている結果ではないか。

現実は大変かもしれないが、参加してくれている選手たちが少しでも楽しいと思ってくれて明日への元気を持ってくれたのであれば、コーチは救われる。

感謝
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